社会人になったら自分の家計簿を作っていくことをおススメします。
学校は家計管理を教えません。自分オリジナルな家計簿を作りながら、自分の未来を考えましょう。
家計簿をつけることで得られる効果
- 支出のメリハリがつき、自身の現状を知ることができます。
- 将来を考える上でのコンパスになります。
- エクセルの勉強と行動する力につながります。
支出のメリハリがつき、自分の現状を知る
キャッシュレスの時代、現金で支払う機会も減っていますが、「今、お財布にいくらある?」と聞かれ、すぐ言い当てられる人も少ないのではないでしょうか。
同様に前月はいくら使ったか。支払頻度が増えるほど、数字に強い人でなければ、わからなくなってくるのが普通です。惰性にまかせて使い過ぎるのも人の性(さが)ですから、支出にメリハリをつけるには家計管理が大事です。
「そんな面倒なことやれないよ…」とか「ゼッタイ続かない!」という声も聞こえそうです。
気持ちはよく分かります。
しかし、自分の支出の状況が分かるようになれば、確実に無駄遣いは減りますよ。
家計簿は未来を考える上でのコンパスになる
家計簿をつけるメリットをご紹介しましょう。
例えば、1年間にかかるお金が分かれば、先々の計画が立てられ、将来を考える上でのコンパスになります。無駄遣いが減る他、源泉徴収票の手取り額などから、自分の貯蓄率が今どれくらいなのかを把握することも重要です。
また、仮に仕事がなくなって、最低限いくらあれば生活できるかも分かります。
家族がいる場合、最悪の事態にも、さほど慌てることなく冷静に考えられるようになるのではないでしょうか。
家計簿をつけることは、支出や貯蓄率の把握で重要なポイントになります。
さらに、家計簿を継続し、支出のメリハリをつけ、生活防衛資金を確保できます。
生活防衛資金が貯まった際には、投資を始めてみましょう。
生活防衛資金がいくら必要かは、人によって異なります。一概にいくらかは示せませんが、2~3年何もしなくても生きていけるぐらいの資金があるのが理想的といわれます。
資本制社会の世界である以上、投資家というステータスは最強です。
是非、投資家への第一歩を踏み出しましょう。
エクセルの勉強と行動する力につながります。
家計簿に「こうしなければならない」はありません。自由で良く、その人なりのやり方があって良い世界です。私個人は、エクセルでオリジナルな家計簿を作ることをお勧めします。
特に、あまりエクセルを使う機会がないや得意ではない人には、家計簿を作ることがエクセルの練習機会になるはずです。
もちろん、アプリやソフトもあり、それらを使わないようにということではありません。
しかし、他人が作ったものが、自分にとって良いかは分かりません。
出来合いの家計簿というものは便利ですが、自由度も低いため一長一短です。
であれば、エクセルは自由度が高いですし、自分の支出を把握する習慣をつけるわけですから、オリジナルの家計簿を作った方が楽しく続けられると思います。
支出のデータが充実していけば、やりくりや見直しのヒントも生まれます。過去のデータから家計の予算管理も行えるようになります。
ささいでつまらない事かもしれませんが、自分で手を動かせば、行動力のアップへつながっていくはずです。
「個人投資家は家計簿を習慣にしましょう」のまとめ
社会人になったら家計簿を作って支出を管理しましょう。
支出を把握し、お金の使い方かにメリハリがつき、「貯める力」へとつながります。
お金が貯まったあかつきには、是非、投資を勉強していきましょう。
さらに、自作の家計簿は、エクセルの勉強にもなり、行動力アップのキッカケになるはずです。